製作風景-【棕櫚箒】本鬼毛長柄箒
製作風景-【棕櫚箒】本鬼毛長柄箒

引き続き、毛ごしらえした未選別の棕櫚繊維(タイシ)束の中から、本鬼毛箒の原料となる本物の鬼毛(本鬼毛・タチケ)を選別する工程と、【棕櫚箒】本鬼毛11玉長柄箒のパーツとなる玉(束)作り。
いま製作している玉はすべて「小玉(しょうだま)」とよばれる玉です。
小玉は、長柄箒の両端の玉(束)と中央の持ち手を付けた玉以外の小さい玉のことです。11玉長柄箒には小玉が8つ、9玉長柄箒には小玉が6つ、7玉長柄箒には小玉が4つあり、それぞれ太さや厚みが異なります。今回は本鬼毛11玉長柄箒を複数本同時に製作しているので、8つ1組の小玉が複数セット出来ています。