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箒師のしごと / 棕櫚箒製作舎ブログ画像

棕櫚箒製作舎工房

箒師(=棕櫚箒職人・箒職人)の日々の仕事を紹介する日誌的ブログ。 和歌山県高野山麓の民家の一室にある小さな棕櫚箒工房。製作風景。
(「棕櫚箒」の読み方は「しゅろほうき/しゅろぼうき」(当地域では「しゅうろのほうき」と発音する人も多いです)。京都発祥といわれる日本の伝統的な座敷箒・室内箒で、畳やフローリングの掃除に適しています。和歌山県郷土伝統工芸品に指定されています。)

ブログ開設の経緯:丸5年間の修業を経て2012年に個人のお客様専門の受注製作・予約制の棕櫚箒工房として開業しました。師匠から受け継いだ和歌山の伝統的な棕櫚箒を受注製作・お届けしてまいりましたが、一時期に注文が集中してしまい2014年以降は受注を一旦休止、その間に腕肩を傷め治療をしながらの製作となり、それまでのようなペースで製作出来なくなりました。その後徐々に回復し毎日製作に励めるようになりましたが、現在はこれまでのお問合せ順に少数名ずつ製作を承っており(新規受注数を制限している状況)、日々製作はしているもののお届けまで長くお待たせしてしまっている状況です。

受注休止(制限)期間が長くなり「もう棕櫚箒作りを辞めてしまったのでは? ケガで製作できなくなったのでは?」とご心配のお声を複数いただきましたので、日々元気に製作している様子をお伝えできればご安心いただけるのではないかと思い、2017年1月から製作風景の投稿をはじめました。

私は受注製作・お誂え(おあつらえ)の棕櫚箒を専門にしているため、1本製作するのに数日かかる箒が多く、急に何十本も出来る訳ではありません。毎日あまり変化のない製作風景が続きますが、それが私の仕事です。益々精進してまいりますので、今後ともどうかよろしくお願いします。

工房:棕櫚箒製作舎 – 受注製作・予約制のしゅろほうき – (しゅろほうきせいさくしゃ)
[和歌山県郷土伝統工芸品]棕櫚箒  ※受注製作・予約制。工房見学はできません。
https://shurohouki.jp
[ Shurohouki-Seisakusha ]
Traditional Japanese Shuro broom (Windmill palm broom) / SHURO-HOUKI BROOM / Wakayama Prefecture, Japan

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