![製作風景-【準備】ヒノキ柄(持ち手)](http://blog.shurohouki.jp/wp-content/uploads/2017/06/201706020_shurohouki_700_525-700x525.jpg)
楽しみに待っていた片手箒用のヒノキの棒が先日届きましたので、早速数本まとめて下準備をしました。美しい素材を目の前にすると身が引き締まる思いがします。ヒノキの注文を受けてくださる業者さんにはいつも本当に感謝しています。まずはサンドペーパー(紙ヤスリ)をかけていきます。
以下は、昨日の皮荒神箒3玉/黒竹柄付の続き画像です。いつか各種の棕櫚箒作りの全行程が分かるよう写真を並べたいと思うのですが、製作に必死になりなかなか一度にすべてを撮影できません。ブログを続けていけば製作日は違っても、いつか全行程分の写真が手元に残るかなと思います。
![製作風景-【棕櫚箒】皮荒神箒3玉柄付](http://blog.shurohouki.jp/wp-content/uploads/2017/06/201706020_2shurohouki_700_525-700x525.jpg)
棕櫚箒の穂先になる部分の棕櫚皮を捌(さば)きます。「熊手」という道具を使います。
![製作風景-【棕櫚箒】皮荒神箒3玉柄付](http://blog.shurohouki.jp/wp-content/uploads/2017/06/201706020_3shurohouki_700_525-700x525.jpg)
熊手で捌いたら、仕上げ用棕櫚ブラシで磨き梳かします。
![製作風景-【棕櫚箒】皮荒神箒3玉柄付](http://blog.shurohouki.jp/wp-content/uploads/2017/06/201706020_4shurohouki_700_525-700x525.jpg)
穂先から飛び出した棕櫚は、短くて抜けた繊維は取り除き、長い繊維は鋏で切り揃えます。
![製作風景-【棕櫚箒】皮荒神箒3玉柄付](http://blog.shurohouki.jp/wp-content/uploads/2017/06/201706020_5shurohouki_700_525-700x525.jpg)
吊るして自然乾燥します。逆さにして自然乾燥させることもあります。芯までしっかり乾いたら次の工程へ移ります。