バラバラに製作してきた棕櫚本鬼毛の玉(束)を【棕櫚箒】本鬼毛7玉長柄箒の形に組み立てる「箒を合わせる」工程。
続けて仕上げ工程。毛羽は火で炙って焼き切ります。
「熊手(くまで)をかける」工程。右手に持っているのが「熊手」で、この地域で昔から棕櫚専用の道具として使われている物です。これは10年程前に町内の野鍛冶屋さんに作っていただきました。熊手を使って抜け毛や毛の絡まりを取り除きながら、毛流れを整えます。
「箒を磨く」工程。本鬼毛で作った仕上げ用小箒(仕上ブラシ)で梳かしながら伸ばし磨いていきます。この後、穂先を切り揃え自然乾燥。