製作風景-【準備】鬼毛の毛ごしらえ
製作風景-【準備】鬼毛の毛ごしらえ

今日は朝から良い天気でしたので棕櫚繊維(タイシ)の下準備「毛ごしらえ」をしました。
先日の台風21号による停電の最中にも手作業で「毛ごしらえ」をしたばかりなのですが、それだけでは量が足りなかったのと、今後のために、完全な手作業と機械(毛捌き機)による「毛ごしらえ」をした棕櫚繊維の違いを比較しておくべき、と思ったからです。

製作風景-【準備】鬼毛の毛ごしらえ
製作風景-【準備】鬼毛の毛ごしらえ

濡らして毛捌き機にかけた棕櫚繊維に、木で作った定規をあてて必要な長さに切断します。

製作風景-【準備】鬼毛の毛ごしらえ
製作風景-【準備】鬼毛の毛ごしらえ

早く乾かすために天日干し、その後さらに室内にて自然乾燥させます。

棕櫚繊維(タイシ)は棕櫚皮を濡らし機械でほぐして長い繊維だけを取り出したもので、鬼毛箒(タイシ箒)の原料に、また棕櫚繊維の中から本物の鬼毛だけを選別して抜き集めれば本鬼毛箒の原料になります。