製作風景(停電中)-【準備】鬼毛の毛ごしらえ
製作風景(停電中)-【準備】鬼毛の毛ごしらえ

台風21号による停電7日目。
今日は久しぶりに少し晴れ間が見えたので、急遽、棕櫚繊維(タイシ)の下準備「毛ごしらえ」をしました。できれば電気が復旧して毛捌き機が使えるようになってから「毛ごしらえ」をしたかったのですが、停電がいつまで続くか分かりません。このままでは鬼毛箒(タイシ箒)と本鬼毛箒の原料になる棕櫚繊維(タイシ)が足りなくなりますので、当面必要な量を手作業で「毛ごしらえ」することにしました。

製作風景(停電中)-【準備】鬼毛の毛ごしらえ
製作風景(停電中)-【準備】鬼毛の毛ごしらえ

毛捌き機が出来る前の時代の、電気を使わない「毛ごしらえ」の方法は、師匠と一緒に職人として働いていた師匠の奥様から教わった事がありました。濡らした棕櫚繊維を、上から吊るした引き紐で固く縛りつつ、鉄製の熊手で整えていきます。慣れていないので最初は熊手で手を傷つけたりして上手くいきませんでした。下にたまった二番毛も、後で整えて別の用途に利用します。

製作風景(停電中)-【準備】鬼毛の毛ごしらえ
製作風景(停電中)-【準備】鬼毛の毛ごしらえ

熊手をかけた棕櫚繊維を、必要な長さに切断して自然乾燥させます。これで当面必要な棕櫚繊維の準備ができました。

(この記事は停電復旧後に、時間を遡って書いています。)