引き続き【棕櫚箒】皮7玉長柄箒作り。バラバラに製作してきた玉(束)を完成品の棕櫚箒の形に組み立てる「箒を合わせる」工程と、皮箒の穂先になる棕櫚皮の一部分のみを捌き(さばき)ほぐす工程。
棕櫚皮箒にするために棕櫚皮の一部を繊維状に捌くには、4枚目画像の鉄製の熊手や毛捌き機を使います。熊手を使って手で仕上げる方が体に負担が大きくしんどい作業になりますが、毛捌き機だけで仕上げるよりも棕櫚繊維が切れにくく美しく仕上がります。この後穂先を切り揃え自然乾燥させ、仕上げ工程へ移ります。
- 棕櫚箒-皮7玉長柄箒作り
- 棕櫚箒-コウガイ削りと皮9玉長柄箒作り