引き続き、銅線とリネン色の蝋引き麻糸で縛る鬼毛(タイシ)9玉長柄箒の玉(束)作り。昨日は熱で一日休んだので今日は少し調子が良くなりました。
玉を一揃い縛ったら、各玉の端に「足巻き(あしまき)」をします。足巻きはそれぞれの玉の端に断続的に銅線を巻いている部分の事で、玉(束)を柄に固定し支える役割があります。足巻きは箒の構造上「要(かなめ)」といえる重要な部分なので、一巻きごとに力を込めてきっちり締めていきます。
昨日8月15日は終戦の日。先日NHKスペシャル「樺太地上戦」を見て、終戦の日と言っていいのかどうか分からなくなりました。番組によると樺太(サハリン)では終戦後にも関わらず、8月15日以降一週間程は戦闘が続き多数の一般市民を含む数千人の死者があったとのこと。