![製作風景-【棕櫚箒】皮5玉手箒・特選](http://blog.shurohouki.jp/wp-content/uploads/2017/03/20170323_shurohouki_700_525-700x525.jpg)
昨日から棕櫚皮の選別をして、幸いなことに良質な皮が何枚か見つかりました。必要な枚数の棕櫚皮が揃ったので、バラバラに作ってきたパーツ・玉(束)を完成品の片手箒の形に組み立てる「箒を合わせる」工程へ移ります。
![製作風景-【棕櫚箒】皮5玉手箒・特選](http://blog.shurohouki.jp/wp-content/uploads/2017/03/20170323_2_shurohouki_700_525-700x525.jpg)
まず、持ち手になる黒竹を鋸で引き、コウガイ(竹串)を通す穴を開け、そこに棕櫚皮を巻いて「柄付けの玉(えづけのたま)」とよぶ棕櫚箒中央の玉を作ります。そこにコウガイ竹を通して組み立てていきます。
片手箒の形は長柄箒と異なり、箒穂先を斜めにするため、コウガイを通す穴をあらかじめ斜めに開けておきます。写真(1枚目)では分かりにくいですが、コウガイは黒竹に対してやや斜めに刺さっています。