引き続き【棕櫚箒】本鬼毛11玉長柄箒を完成品の棕櫚箒の形に組み立てる「箒を合わせる」工程。一昨日、昨日、今日の3本が同じ箒になるように比較・微調整しながら製作を進めます。
これら3本分の本鬼毛11玉長柄箒の玉（束）は、2月から3月の一か月余りをかけて、原料繊維となる棕櫚本鬼毛を1本ずつ選別するところからこつこつと製作を進めてきたものです。
これまでバラバラのパーツだった玉が棕櫚箒の形に姿を変える「箒を合わせる」工程は、基本となる玉作りがきちんと出来ていたかどうかが問われる緊張感と共に、何ともいえない喜び、醍醐味を感じるところです。