本鬼毛箒の仕上げ工程のひとつ、「熊手(くまで)をかける」工程。右手に持っているのが「熊手」で、この地域で昔から棕櫚専用の道具として使われている物です。これは10年程前に町内の野鍛冶屋さんに作っていただきました。穂先を水で…
月: 5月 2018
棕櫚箒-本鬼毛箒を合わせる工程
引き続き【棕櫚箒】本鬼毛7玉長柄箒のパーツとなる玉(束)を棕櫚箒の形に組み立てる「箒を合わせる」工程。持ち手はヒノキ、「柄付け(えづけ)の意匠」はリネン色の蝋引き麻糸巻き。 箒を合わせる工程の終盤、長柄箒両端の玉「耳玉(…
棕櫚箒-本鬼毛箒を合わせる工程と玉作り
引き続き【棕櫚箒】本鬼毛7玉長柄箒のパーツとなる玉(束)作りと、それを棕櫚箒の形に組み立てる「箒を合わせる」工程。 画像の白い紐は仮締めするための紐「引き紐」です。引き紐を巻き、体を後ろに倒し体重をかけて引き絞ってから、…
棕櫚箒-本鬼毛の選別と玉作り
【棕櫚箒】本鬼毛7玉長柄箒のパーツとなる玉(束)作りと、原料となる本物の鬼毛(本鬼毛・タチケ)の選別工程。意匠は銅線巻き。 1本ずつ手で選別した本鬼毛・タチケをさらに吟味・厳選し、幾層かに重ね、芯に少量の棕櫚繊維と藁を入…
棕櫚箒-鬼毛の毛ごしらえ
今日は晴天に恵まれ空気も乾燥していましたので、棕櫚繊維(タイシ)の下準備「毛ごしらえ」をしました。これから始まる梅雨時期は棕櫚繊維が乾きにくくなりますので、梅雨前に多めに毛ごしらえをして備えをしておきたかったのです。 棕…
棕櫚箒-本鬼毛7玉長柄箒を合わせる
引き続き、【棕櫚箒】本鬼毛7玉長柄箒を箒の形に組み立てる「箒を合わせる」工程。まず、持ち手の黒竹に棕櫚を巻き、長柄箒の中央の玉(束)「柄付けの玉(えづけのたま)」を作ります。 柄付けの玉に通した太い竹串(コウガイ)に、あ…
棕櫚箒-原料の本鬼毛の選別
【棕櫚箒】本鬼毛7玉長柄箒作り。本鬼毛箒の原料となる本鬼毛が足りませんので選別します。左手の、あらかじめ毛ごしらえを済ませて自然乾燥させた「選別していない棕櫚繊維(=タイシ)」束の中から、原料となる本物の鬼毛(本鬼毛・タ…
棕櫚箒-棕櫚のポット洗いタワシ作り
棕櫚小箒・棕櫚ブラシ類のひとつ、棕櫚の「ポット洗い(ポットタワシ)・広口瓶底洗い」を作ります。黒竹柄のついた棕櫚棒タワシです。水筒やタンブラー、広口瓶の底など手の届きにくい深い容器を洗うのに使います。 余分な繊維を包丁で…
棕櫚箒-皮荒神箒1玉を作る
今日は空気が乾燥しすぎていて本鬼毛箒の製作が出来そうにありませんでしたので、製作予定を変更して【棕櫚箒】皮荒神箒1玉作り。持ち手は黒竹とヒノキの2種を作ります。 本鬼毛箒の原料となる太く上質な棕櫚繊維(本鬼毛・タチケ)は…
棕櫚箒-棕櫚皮箒作り
【棕櫚箒】皮5玉手箒・上(じょう)作り。画像は仕上げ工程のひとつ、穂先の棕櫚皮を鉄製の熊手で捌き(さばき)繊維状にほぐしているところです。 元々「皮5玉手箒・上(じょう)」は、学校掃除で子ども達が使うために私の師匠・桑添…
動画のご案内-PRO-DITIONAL NIPPON(SONY)-和歌山県/棕櫚箒
今日は動画のご案内です。2月に取材いただいた際の映像がweb上で閲覧可能となりましたのでお知らせします。 「PRO-DITIONAL NIPPON(プロディショナルニッポン)」 (SONY) WEBサイト [21/47]…
棕櫚箒-本鬼毛9玉長柄箒を合わせる
引き続き、昨日選別した本鬼毛で【棕櫚箒】本鬼毛9玉長柄箒の両端の玉「耳玉(みみだま)」作りと、それを箒の形に組み立てる「箒を合わせる」工程。 体を後ろに倒し体重をかけ、右手の白い引き紐で仮締めしながら銅線を硬く巻いていき…