製作風景-【棕櫚箒】皮手箒
製作風景-【棕櫚箒】皮手箒

引き続き【棕櫚箒】棕櫚皮5玉手箒・特選作り。バラバラに製作してきた棕櫚皮の玉(束)を完成品の棕櫚箒の形に組み立てる「箒を合わせる」工程です。意匠は蝋引き麻糸巻き(黒褐色)に黒竹柄。

製作風景-【棕櫚箒】皮手箒
製作風景-【棕櫚箒】皮手箒

また、ご報告が遅くなりましが仕様変更についてお知らせします。といっても見た目にはほとんど分からない程度です。数か月前から、画像2枚目の白矢印で示した糸巻き部分の仕様変更をしています(画像は仕様変更後です)。
この矢印あたりの、持ち手・柄(え)と棕櫚の結合部の銅線や糸巻きの仕方を「柄付け(えづけ)の意匠」とよんでいます。棕櫚皮箒の柄付けの意匠を糸巻きにする場合、長柄箒・手箒共にこの画像のように1本の糸を巻いて仕上げています。
師匠から受け継いだ従来の巻き方では、どこか一ヶ所が切れると糸がすべてほどけてしまっていましたので、縛り方を変更し、糸は従来通り1本でつながったまま、各段ごとに一旦結んでねじり、従来と同じ意匠に仕上げています。今回の仕様変更により、柄付けの糸が万一途中で切れてしまっても、つながった糸がすべてほどけてしまうことはなくなりました。