【棕櫚箒】キセル型束子(キセルタワシ)/黒竹柄の製作。長い柄・持ち手に、先の曲がった棕櫚ブラシが付いたユニークな形が「煙管(キセル=煙草を吸うパイプ)」に似ている事からその名が付いたキセルタワシ。キセルブラシともいいます。
昔からトイレブラシとしてよく使われた棕櫚ブラシです。古民家など日本の古い建物の厠(かわや・便所)の隅に立てかけてあるのを見た事がある人も多いかもしれません。
また、ハタキや天井箒のかわりに、鴨居の上など手の届きにくい場所の掃除にも使います。
様々なサイズが製作可能で、柄・持ち手を太くしてブラシを大きめに作ったものは、トラックやトラクターなどのタイヤの泥落とし、農作業後に長靴を履いたまま自分で泥を洗い落とすのにも使われます。