![製作風景-【棕櫚箒】棕櫚皮長柄箒](http://blog.shurohouki.jp/wp-content/uploads/2017/11/201701109_shurohouki_700_525-700x525.jpg)
【棕櫚箒】棕櫚皮7玉長柄箒の玉作り。画像1枚目は「耳玉(みみだま)」とよばれる玉(束)をこしらえているところです。耳玉は、長柄箒の左右両端の一番太く厚みのある玉のことです。
耳玉を厚く作るのは、長柄箒の両端の玉が、長年掃き続けた時に最も早く磨り減る、負荷のかかる部分だからです。
![製作風景-【棕櫚箒】棕櫚皮長柄箒](http://blog.shurohouki.jp/wp-content/uploads/2017/11/201701109_2_shurohouki_700_525-700x525.jpg)
画像2枚目は「小玉(しょうだま)」とよばれる細い玉です。いま製作している伝統的な棕櫚箒の形や製法は、現在に至るまでに膨大な時間と多くの職人の手を経ており、掃きやすく長く使うため、原材料を無駄なく生かすために細部まで工夫がなされ、縛る箇所も玉の厚みや長さも意味や意図があります。