![同量の棕櫚繊維の比較1](http://blog.shurohouki.jp/wp-content/uploads/2017/01/20170123_1shurohouki_1024_768-700x525.jpg)
先日から新たに鬼毛箒(タイシ箒)の製作を承るとお伝えしましたが、まだ肝心の鬼毛箒(タイシ箒)の画像がありませんので(月末までには1種類は掲載できる見込みです)、「本鬼毛箒」や「棕櫚のはたき」などに使用する棕櫚繊維との違いをお伝えできないかと思い、同量の棕櫚繊維の比較画像を撮影しました。
比較しているのは、「本鬼毛箒」の主原料の『未選別の上質な棕櫚繊維(タイシ)から、1本ずつ手で選別し抜き集めた本物の鬼毛(本鬼毛・タチケ)』と、「鬼毛箒(タイシ箒)」に使用する『未選別の上質な棕櫚繊維(タイシ)』と、「棕櫚のはたき」などに使用する『未選別の上質な棕櫚繊維(タイシ)から、鬼毛(本鬼毛・タチケ)を抜いた後に残る細く柔らかい棕櫚繊維』です。
![同量の棕櫚繊維の比較2](http://blog.shurohouki.jp/wp-content/uploads/2017/01/20170123_2shurohouki_1024_768.jpg)
各10gずつの束にしています。画像1枚目と2枚目は3種を輪ゴムで一まとめにして、横にした画像です。画像1枚目が横にして持ち上げた直後で、2枚目は持ち上げて5分ほど経ったところです。画像3枚目は3種を卓上に並べています。棕櫚繊維はとても細いので太さの違いは分かりにくいかもしれませんが、各繊維の見た目や、横にした時のたれ具合から太さやコシなどが違うことが何となくお分かりいただけるのではないかと思います。
![同量の棕櫚繊維の比較3](http://blog.shurohouki.jp/wp-content/uploads/2017/01/20170123_shurohouki_1024_768.jpg)