![製作風景-【棕櫚箒】本鬼毛11玉長柄箒](http://blog.shurohouki.jp/wp-content/uploads/2017/01/20170114_shurohouki_oni11_1024_768-1024x768.jpg)
「足巻き(あしまき)」とよんでいる部分。棕櫚箒を形作るそれぞれの小さな玉(束)からは、「足巻き」とよぶ、銅線を短い間隔で規則正しく巻いた部分が伸び、持ち手の柄(え)に固定されます。「足巻きをする(銅線を等間隔に硬く巻き締めていく)」と棕櫚繊維は締まって棒のように硬くなります。上の画像が足巻きをした後で、足巻きの端を持つと、玉はそのまま持ち上がります。下の画像は足巻きをする前で、同じ玉でも、足巻きをしないままでは玉の自重すら支えることができず垂れてしまいます。足巻きが端から端まできっちりできている箒は強度・耐久性があります。もし目の肥えたお客様が完成した箒を見れば足巻きがきちんとできているかどうか見て分かります。
![製作風景-【棕櫚箒】本鬼毛11玉長柄箒](http://blog.shurohouki.jp/wp-content/uploads/2017/01/20170114_2_shurohouki_oni11_1024_768-1024x768.jpg)