日々、変わらず棕櫚箒(しゅろほうき)を拵えています。しばらく更新が滞りご心配のお声をいただきましたので、また少しずつ日々の製作風景・工房の様子などご紹介していきたいと思います。 [ご依頼いただいているお客様と、予約の順番…
2024年もよろしくお願いします
旧年中もありがとうございました。変わらず、たくさんの優しくあたたかなお気持ちや励まし、ご期待のお声をいただきまして本当にありがとうございます。これからも今日一日を大切に努めてまいります。今後ともよろしくお願いします。皆様…
棕櫚箒-鬼毛箒=タイシ箒作り
【棕櫚箒】鬼毛(タイシ)7玉長柄箒のパーツとなる玉(束)作りをする為の下準備。私はあらかじめ短い棕櫚繊維などを手作業で取り除き、繊維端を手指で揃えてから束ねて玉にしていますので、まずは 鬼毛(タイシ) 箒に適した棕櫚繊維…
棕櫚箒-黒竹柄の本鬼毛荒神箒5玉トサカ型
引き続き【棕櫚箒】本鬼毛荒神箒5玉トサカ型/黒竹柄(短)の製作。
棕櫚箒-工房近隣の風景
近所の桜が綺麗です。こちら和歌山県紀美野町もあちこちに桜があります。春の花が山や川に映える美しい季節になりました。
棕櫚箒-黒竹柄の本鬼毛荒神箒5玉トサカ型
【棕櫚箒】本鬼毛荒神箒5玉トサカ型/黒竹柄(短)を作ります。卓上など手元の掃除に使いやすいサイズです。小さいながらも本鬼毛長柄箒と同じ原料(手で1本ずつ抜き集めた本鬼毛・タチケ)・同じ技法で製作します。画像は、将来の緩み…
棕櫚箒-棕櫚箒の自然乾燥
このところ風邪気味でブログ更新を控えていましたので、今日は久しぶりの更新になりました。ブログを休んでいた間も製作風景は日々撮影していますので、後日、時間を遡って順番に掲載する予定です。(←休んでいた2月4日以降の記事は後…
工房内の整理
昨日、知人から桐箪笥を譲り受けたので、工房に設置しました。以前は原料の保管に段ボール箱も使っていたのですが、木箱、特に桐箱が中身が湿気ずに良かったので、いずれはたくさんの桐箱か桐箪笥があるといいかもしれない、と思っていま…
昔の棕櫚箒(江戸時代)1-「酩酊の七変人」/1801-1803年/喜多川歌麿
棕櫚箒を製作している席の正面、いつも作業中に見ている壁面です。製作見本にしている師匠の棕櫚箒や、自分で弟子時代に作った箒などのほか、大好きな浮世絵のコピーを飾っています。 1801~1803年頃に喜多川歌麿が描いた三枚一…
棕櫚に雪
昨日からの雪が降り積もって工房横の棕櫚の木も雪化粧です。移住するまでは和歌山は温暖な気候というイメージがありましたが、ここは高野山に近く少し標高が高い山間地なので、和歌山市や白浜など沿岸部と比べると気温が低く積雪量も多い…
日々の棕櫚箒製作風景をご紹介します
2017年は棕櫚箒製作中の写真を出来るだけ毎日掲載していきたいと思います。(この写真は2016年撮影)