棕櫚箒-持ち手の黒竹に繰子錐で穴あけ

棕櫚箒-持ち手の黒竹に繰子錐で穴あけ

黒竹柄の下準備。鋸で切り揃えた黒竹を面取りし、繰子錐(くりこぎり)で穴あけ。穴あけには、師匠も使っていた電動の卓上ボール盤も使いますが、離れに置いてあるため、ちょっとした穴あけなら手動式の繰子錐を使っています。

棕櫚箒-持ち手になる黒竹の下準備

棕櫚箒-持ち手になる黒竹の下準備

梅雨を前に、原料置場にストックしてある黒竹に付いた埃を綺麗に拭くと共に、用途ごとに選別します。棕櫚箒の柄として仕入れているのは地元・和歌山県日高町特産の黒竹で、特有の深く微妙な色合いや模様が美しいです。 黒竹の枝の根元は…

棕櫚箒-持ち手になるヒノキ柄の下準備

棕櫚箒-持ち手になるヒノキ柄の下準備

連休中のここ数日もどこにも出かけず、持ち手となるヒノキ丸棒の下準備をしました。1月末に右手人差し指に重量物が落下してケガした後、爪が変形した形で伸びてきているため傷は治っているのに多少の痛みがあり、まだ箒製作時に以前と同…

竹に穴=竹喰い虫かもしれません

竹に穴=竹喰い虫かもしれません

以前ご報告した柄竹の交換修理で、こちらで竹喰い虫とよんでいる、竹の内側の白い部分を食べてしまう虫によって箒の柄竹が折れたり割れたりする事例(修理2例:2018.10.12、2019.1.5)。 今日は黒竹の選別作業中に、…

棕櫚箒-黒竹の手入れ

棕櫚箒-黒竹の手入れ

棕櫚箒の持ち手・柄(え)に使用する黒竹の手入れ。普段は束ねて室内で保管している黒竹ですが、今日は比較的気温が低く空気が乾燥していたので、1本ずつ埃を拭いて、少し広げて風を通しました。高温になる夏の直射日光に晒すのは心配な…

棕櫚箒-柄竹の準備

棕櫚箒-柄竹の準備

長柄箒の持ち手になる黒竹柄(くろちくえ)の準備。 箒の柄として持ちやすいかどうか・色艶・曲がり・傷や割れ・重さなどをチェックしながら、竹の良い部分を既定の長さに切り、節を削り、面取りし、穴をあけます。 ところが今日はどう…

棕櫚箒-ヒノキ柄の下準備と本鬼毛の選別

棕櫚箒-ヒノキ柄の下準備と本鬼毛の選別

ヒノキ柄(持ち手)の下準備をします。鋸で必要な長さに切り、穴をあけ、全体に紙やすりをかけます。棕櫚箒ご依頼の際に「無塗装で」と指定がある場合を除き、仕上げに木材用のガラス質塗料(木の食器やお弁当箱にも使われる)を重ねて塗…

棕櫚箒-黒竹と工房

棕櫚箒-黒竹と工房

棕櫚箒の持ち手・柄(え)に使用する黒竹が入荷しました。竹の伐採時期には旬があり、年中入荷するものではありませんので、毎年まとまった数を一度に注文しています。 いつも使用しているこの黒竹は和歌山県日高町で栽培・加工している…

棕櫚箒-小箒・荒神箒用の柄竹の下準備

棕櫚箒-小箒・荒神箒用の柄竹の下準備

小箒・荒神箒用の柄竹の下準備。持ちやすい太さや形の黒竹を選別しながら、既定の長さに黒竹を切り揃えます。傷の有無やねじれや変形がないか等チェックします。 今日は、中でも特に軽量の黒竹を探しているのですが、既定の長さに切って…

棕櫚箒-黒竹柄を切り穴をあける

棕櫚箒-黒竹柄を切り穴をあける

長柄箒用の黒竹柄の下準備。2m材で仕入れた黒竹の良い部分を規定寸法に切り、余分な節などを削り、先端に穴をあけます。この穴は後でコウガイ(竹串)を通すための穴です。 下の画像は穴が真っ直ぐ貫通していることが分かるように、仮…

ヒノキ柄の下準備と本鬼毛長柄箒の玉作り

ヒノキ柄の下準備と本鬼毛長柄箒の玉作り

ヒノキ柄(持ち手)の下準備は数本ずつまとめてします。鋸で必要な長さに切り、穴をあけ、全体に目の細かい紙やすりをかけます。 ご依頼の際「無塗装で」と指定がない場合は、長く使い続けても美しいヒノキの風合いや色を保つように塗装…