【和歌山県郷土伝統工芸品の棕櫚の片手箒の特徴について】製作している和歌山県郷土伝統工芸品の棕櫚片手箒には、ひとめで分かる共通した特徴があります。 片手で掃く時の動きやバランスを考えて、ほうきを形作っている束(玉)の取り付…

紀美野町の中学生たちが工房見学に来てくれました
午後、地元・紀美野町の中学生たちが、学校の課題で「棕櫚」をテーマに地域調べ学習をしているとの事で、棕櫚箒工房へ見学に来てくれました。町内の小中学生は普段の学校掃除で、私が5年前に作ってお届けした棕櫚皮の片手箒を今も使って…

棕櫚箒工房周辺の紅葉と棕櫚の木
棕櫚箒工房の近くのお堂にある大きな銀杏の木。毎年色付くのを楽しみにしています。今年は遠目にもお堂の下の紅葉が格別に美しく、見に行くと紅葉の下に棕櫚の老木が1本立っていました。 工房に戻り【棕櫚箒】棕櫚皮荒神箒作り。
![[お知らせ]【棕櫚+麻リネン】鬼毛(タイシ)荒神箒の仕様変更についてお知らせ [お知らせ]【棕櫚+麻リネン】鬼毛(タイシ)荒神箒の仕様変更についてお知らせ](http://blog.shurohouki.jp/wp-content/uploads/2024/09/20240907_shurohouki_1200_1500.jpg)
[お知らせ]【棕櫚+麻リネン】鬼毛(タイシ)荒神箒の仕様変更についてお知らせ
【棕櫚箒】【棕櫚+麻リネン】鬼毛(タイシ)荒神箒3玉/共柄の仕様変更についてお知らせします。 洗って使える「棕櫚+麻(リネン/flax)」シリーズの、【棕櫚+麻リネン】鬼毛(タイシ)荒神箒3玉/共柄は、棕櫚繊維の使用量を…

【棕櫚箒】日々変わらず棕櫚箒を拵えています
日々、変わらず棕櫚箒(しゅろほうき)を拵えています。しばらく更新が滞りご心配のお声をいただきましたので、また少しずつ日々の製作風景・工房の様子などご紹介していきたいと思います。 [ご依頼いただいているお客様と、予約の順番…

十日戎(とおかえびす)
今日は十日戎(とおかえびす)。例年通り、弟子の頃に毎年師匠と歩いてお参りした神社へ新しい福笹(吉兆/きっきょう)をいただきにお参りしました。同じ道を歩くと、数年前に亡くなった師匠との思い出があれこれ浮かんできて、背筋が伸…

2024年もよろしくお願いします
旧年中もありがとうございました。変わらず、たくさんの優しくあたたかなお気持ちや励まし、ご期待のお声をいただきまして本当にありがとうございます。これからも今日一日を大切に努めてまいります。今後ともよろしくお願いします。皆様…

棕櫚箒のコウガイ用の竹を切り出す
棕櫚箒の持ち手の柄に通すコウガイ(太い竹串)を作るための竹の切り出し。コウガイは箒の構造上、非常に重要なパーツですが、箒が完成してしまうと表面から見えなくなってしまうため、棕櫚箒の内部に竹串が使われている事を知らない人も…

注連飾り作り
恒例の注連飾り作り。近所のおじいさんがそうしていたように、糯藁で注連縄を作り、我が家の周りで摘んだ縁起物を飾ります。この冬は南天の実がたくさんなっていますので、シンプルに南天の実と、裏の畑の柑子蜜柑(こうじみかん)。

棕櫚箒-持ち手の黒竹に繰子錐で穴あけ
黒竹柄の下準備。鋸で切り揃えた黒竹を面取りし、繰子錐(くりこぎり)で穴あけ。穴あけには、師匠も使っていた電動の卓上ボール盤も使いますが、離れに置いてあるため、ちょっとした穴あけなら手動式の繰子錐を使っています。

紀美野町の小学生たちが工房見学に来てくれました
地元・紀美野町の小学生たちが工房へ社会科見学に来てくれました。町内の小中学生は普段の学校掃除で、私が4年前に作ってお届けした棕櫚皮の片手箒を今も使ってくださっているそうで、皆さん棕櫚箒の事は知っていたものの、実際に棕櫚箒…
![棕櫚箒-棒束子[キリワラ]の製作 棕櫚箒-棒束子[キリワラ]の製作](http://blog.shurohouki.jp/wp-content/uploads/2023/02/20230130_shurohouki_1200_1500.jpg)
棕櫚箒-棒束子[キリワラ]の製作
棕櫚棒束子(キリワラ=切藁)の製作。 原料は、標準からやや硬めの棕櫚繊維です。この棒束子[キリワラ]は、鉄鍋やフライパンなどの落ちにくい汚れをガシガシこすって落とすのに重宝します。当店の棒束子は、用途によって棕櫚繊維の硬…