棕櫚箒のコウガイ用の竹を切り出す

棕櫚箒のコウガイ用の竹を切り出す

棕櫚箒の持ち手の柄に通すコウガイ(太い竹串)を作るための竹の切り出し。コウガイは箒の構造上、非常に重要なパーツですが、箒が完成してしまうと表面から見えなくなってしまうため、棕櫚箒の内部に竹串が使われている事を知らない人も…

棕櫚箒-コウガイ削り

棕櫚箒-コウガイ削り

箒作りの合間にコウガイ(太い竹串)作り。箒に合わせて昔から箒職人が自分で手作りしています。山から切り出し自然乾燥させておいた孟宗竹を鉈で割り、小刀で削り、火で炙って油抜きして作ります。詳しくは過去記事(2019.1.28…

棕櫚箒-コウガイ削り

棕櫚箒-コウガイ削り

箒作りの合間に、足りなくなってきたコウガイ(太い竹串)をこしらえました。コウガイは完成品の棕櫚箒になるとどこに使われているか見えなくなってしまうのですが、長柄箒や手箒作りに必須で、しっかりしたコウガイが入った棕櫚箒は長年…

棕櫚箒-持ち手になるヒノキ柄の下準備

棕櫚箒-持ち手になるヒノキ柄の下準備

連休中のここ数日もどこにも出かけず、持ち手となるヒノキ丸棒の下準備をしました。1月末に右手人差し指に重量物が落下してケガした後、爪が変形した形で伸びてきているため傷は治っているのに多少の痛みがあり、まだ箒製作時に以前と同…

棕櫚箒-コウガイ削り

棕櫚箒-コウガイ削り

棕櫚箒作りに必要なコウガイ(太い竹串)が足りなくなってきたので、こしらえました。コウガイは数年前に山から切り出し自然乾燥させておいた孟宗竹を割って作ります。鋸で切った孟宗竹を画像のように鉈(なた)で割り、小刀で削り、火で…

棕櫚箒-柄竹の準備

棕櫚箒-柄竹の準備

長柄箒の持ち手になる黒竹柄(くろちくえ)の準備。 箒の柄として持ちやすいかどうか・色艶・曲がり・傷や割れ・重さなどをチェックしながら、竹の良い部分を既定の長さに切り、節を削り、面取りし、穴をあけます。 ところが今日はどう…

棕櫚箒-ヒノキ柄の下準備と本鬼毛の選別

棕櫚箒-ヒノキ柄の下準備と本鬼毛の選別

ヒノキ柄(持ち手)の下準備をします。鋸で必要な長さに切り、穴をあけ、全体に紙やすりをかけます。棕櫚箒ご依頼の際に「無塗装で」と指定がある場合を除き、仕上げに木材用のガラス質塗料(木の食器やお弁当箱にも使われる)を重ねて塗…

棕櫚箒-小箒・荒神箒用の柄竹の下準備

棕櫚箒-小箒・荒神箒用の柄竹の下準備

小箒・荒神箒用の柄竹の下準備。持ちやすい太さや形の黒竹を選別しながら、既定の長さに黒竹を切り揃えます。傷の有無やねじれや変形がないか等チェックします。 今日は、中でも特に軽量の黒竹を探しているのですが、既定の長さに切って…

棕櫚箒-黒竹柄を切り穴をあける

棕櫚箒-黒竹柄を切り穴をあける

長柄箒用の黒竹柄の下準備。2m材で仕入れた黒竹の良い部分を規定寸法に切り、余分な節などを削り、先端に穴をあけます。この穴は後でコウガイ(竹串)を通すための穴です。 下の画像は穴が真っ直ぐ貫通していることが分かるように、仮…

棕櫚箒-棕櫚繊維の毛ごしらえ

棕櫚箒-棕櫚繊維の毛ごしらえ

和歌山のこちらの地域は台風は幸い何事もなく過ぎました。山陰地方や九州は大雨とのこと、案じています。まだ時折激しい雨が降っていますが、明日の和歌山は久々に晴れ間も出るという天気予報を見て、急遽、棕櫚繊維(タイシ)の下準備「…

本鬼毛の選別と玉作り

本鬼毛の選別と玉作り

引き続き、鬼毛(本鬼毛・タチケ)の選別をしながら、本鬼毛9玉長柄箒のパーツとなる玉(束)作り。原料となる棕櫚繊維1本から選別して作る本鬼毛箒は、棕櫚箒作りの中で最も時間がかかります。その代わり、耐久性は最も高いのです。 …

ヒノキ柄の下準備と本鬼毛長柄箒の玉作り

ヒノキ柄の下準備と本鬼毛長柄箒の玉作り

ヒノキ柄(持ち手)の下準備は数本ずつまとめてします。鋸で必要な長さに切り、穴をあけ、全体に目の細かい紙やすりをかけます。 ご依頼の際「無塗装で」と指定がない場合は、長く使い続けても美しいヒノキの風合いや色を保つように塗装…