棕櫚箒-本鬼毛の選別と玉作り

棕櫚箒-本鬼毛の選別と玉作り

本鬼毛箒の原料となる本物の鬼毛(本鬼毛・タチケ)を選別する工程と、【棕櫚箒】本鬼毛11玉長柄箒のパーツとなる玉(束)作り。毛ごしらえした未選別の棕櫚繊維(タイシ)束の中から、手で1本ずつ本鬼毛・タチケを選び抜き集めていき…

棕櫚箒-本鬼毛11玉長柄箒作り

棕櫚箒-本鬼毛11玉長柄箒作り

引き続き【棕櫚箒】本鬼毛11玉長柄箒作り。バラバラに製作してきたパーツ・玉(束)を完成品の棕櫚箒の形に組み立てる「箒を合わせる」工程。箒中央の「柄付けの玉(えづけのたま)」に蝋引き麻糸を巻いています。

棕櫚箒-本鬼毛11玉長柄箒の玉作り

棕櫚箒-本鬼毛11玉長柄箒の玉作り

【棕櫚箒】本鬼毛11玉長柄箒の玉(束)作り。先週末までにあらかじめ1本ずつ手選別しておいた鬼毛(本鬼毛・タチケ)を幾層か重ね、芯に棕櫚繊維と少量の糯藁を入れ、銅線で硬く縛り玉にし、それぞれに足巻きをします。 11玉長柄箒…

棕櫚箒-本鬼毛11玉長柄箒を合わせる

棕櫚箒-本鬼毛11玉長柄箒を合わせる

本鬼毛11玉長柄箒を「合わせる(組み合わせる)」工程。 長柄箒の中央の玉(束)は、黒竹柄に棕櫚鬼毛を巻いて作ります。これを「柄付けの玉(えづけのたま)」とよんでいます。画像1枚目は柄付けの玉の製作途中で、右手で持っている…

本鬼毛箒の玉に足巻きをする

本鬼毛箒の玉に足巻きをする

本鬼毛11玉長柄箒の玉(束)に「足巻き」をする工程。棕櫚箒の強度を高める為には、足巻きの長さ・きっちり作れているかどうかが重要です。 玉を玄翁で叩き、形を整えながら硬く足巻きをしていきます。玉は何番目の玉かにより微調整し…

棕櫚本鬼毛の選別

棕櫚本鬼毛の選別

本鬼毛11玉長柄箒作り。主原料となる1本選りの鬼毛(本鬼毛・タチケ)が足りなくなったので、未選別の棕櫚繊維(タイシ)束から本物の鬼毛を1本ずつ抜き集め、分類しながら揃えていきます。 ちなみに製作中は無音ではなく、たいてい…

本鬼毛長柄箒の玉作りと鬼毛の選別

本鬼毛長柄箒の玉作りと鬼毛の選別

引き続き本鬼毛11玉長柄箒の玉(束)作り。鬼毛(本鬼毛・タチケ)の選別をしながら玉を作っていきます。 今年は日誌のようなブログを書きはじめて改めて、毎日同じような仕事をしているなあ、と実感しているところです。何年経っても…

本鬼毛長柄箒の玉作り

本鬼毛長柄箒の玉作り

本鬼毛11玉長柄箒の玉作り。先日から作ってきた「鬼毛箒(タイシ箒)11玉長柄箒」と一緒にご依頼いただいた本鬼毛11玉長柄箒なので、きちんと揃うように双方を同時進行で作ります。

足巻き

足巻き

「足巻き(あしまき)」とよんでいる部分。棕櫚箒を形作るそれぞれの小さな玉(束)からは、「足巻き」とよぶ、銅線を短い間隔で規則正しく巻いた部分が伸び、持ち手の柄(え)に固定されます。「足巻きをする(銅線を等間隔に硬く巻き締…

熊手をかける

熊手をかける

本鬼毛箒の仕上げ段階。「熊手(くまで)をかける」工程。右手に持っているのが「熊手」。穂先を水で濡らし、熊手を使って穂先繊維を整えます。熊手は昔から使われている棕櫚箒作りに必須の道具で、サイズは大中小あり、10年近く前に町…

コウガイを通す

コウガイを通す

昨日削ったコウガイ(太い竹串)を、黒竹柄を付けた棕櫚の玉(束)に通します。持ち手(柄)は、コウガイを通す部分にあらかじめ穴をあけておき、その上に棕櫚を巻きます。棕櫚を巻くと穴は見えなくなりますが、穴の位置は分かっているの…