あらかじめ毛ごしらえして自然乾燥させておいた棕櫚繊維(タイシ)束の中から数日かけて1本ずつ抜き出し集めた本物の本鬼毛・タチケを揃え束ね、箒を構成する玉(束)を必要数拵え、【棕櫚箒】本鬼毛9玉長柄箒の形に組み立てていきます…
月: 11月 2021
棕櫚箒-銀杏と鬼毛の毛ごしらえ
本格的な冬を前に、天気の良い朝は本鬼毛箒と鬼毛(タイシ)箒用の原料の棕櫚繊維(タイシ)の「毛ごしらえ」をしてから、箒作りに取り掛かります。この時期は隣のお堂の大きな銀杏の木が青空に映え、本当に綺麗です。
棕櫚箒-本鬼毛7玉手箒を合わせる
特注の【棕櫚箒】本鬼毛7玉手箒(片手箒)の製作。バラバラに製作してきた棕櫚本鬼毛の玉を棕櫚片手箒の形に組み立てる「箒を合わせる」工程。意匠は麻糸巻き(リネン自然色)、持ち手はヒノキ。この後、仕上げ工程・自然乾燥。
棕櫚箒-鬼毛箒=タイシ箒作り
【棕櫚箒】鬼毛(タイシ)7玉長柄箒のパーツとなる玉(束)作りをする為の下準備。私はあらかじめ短い棕櫚繊維などを手作業で取り除き、繊維端を手指で揃えてから束ねて玉にしていますので、まずは 鬼毛(タイシ) 箒に適した棕櫚繊維…
棕櫚箒-本鬼毛7玉長柄箒を合わせる
引き続き【棕櫚箒】本鬼毛7玉長柄箒の形に組み立てる「箒を合わせる」工程。画像は「柄付けの意匠(えづけのいしょう)」とよんでいる部分をこしらえているところ。この後、仕上げ工程・自然乾燥。
棕櫚箒-本鬼毛の選別と玉作り
【棕櫚箒】本鬼毛7玉長柄箒の製作。意匠は銅線巻き、持ち手は黒竹。パーツとなる玉(束)をこしらえ、棕櫚箒の形に組み合わせる「箒を合わせる」工程を進めています。画像は「足巻き(あしまき)」とよばれる部分をこしらえているところ…