【和歌山県郷土伝統工芸品の棕櫚の片手箒の特徴について】製作している和歌山県郷土伝統工芸品の棕櫚片手箒には、ひとめで分かる共通した特徴があります。 片手で掃く時の動きやバランスを考えて、ほうきを形作っている束(玉)の取り付…
月: 11月 2022
棕櫚箒-本鬼毛荒神箒5玉トサカ型柄付きの製作
【棕櫚箒】本鬼毛荒神箒5玉トサカ型/黒竹柄(短)作り。黒竹柄を含めた全長は約35cm。本鬼毛荒神箒は小さいながらも、大きな座敷箒の本鬼毛長柄箒と同じ原料(手で1本ずつ抜き集めた本鬼毛・タチケ)・同じ技法で製作する本格的な…
棕櫚箒-銀杏と鬼毛の毛ごしらえ
本格的な冬を前に、天気の良い朝は本鬼毛箒と鬼毛(タイシ)箒用の原料の棕櫚繊維(タイシ)の「毛ごしらえ」。短時間で乾かしたいので、風通しの良い場所で天日干ししています。濡らして毛ごしらえした棕櫚繊維を並べ終えたら、工房に戻…
棕櫚箒-棕櫚皮7玉長柄箒作り
【棕櫚箒】棕櫚皮7玉長柄箒・特選の製作。意匠は銅線巻に柄付けは蝋引き麻糸巻き、持ち手は黒竹。 仕上げ工程。箒を濡らし、穂先になる部分を繊維状にほぐす=捌く(さばく)「熊手をかける」工程。上画像は熊手をかけた後、棕櫚鬼毛製…