製作風景-【棕櫚箒】棕櫚のはたき
製作風景-【棕櫚箒】棕櫚のはたき

ヒノキ柄を付けた【棕櫚箒】棕櫚のはたきの製作。棕櫚はたきの原料となるのは細く柔らかく艶のある棕櫚繊維です。この繊維は、未選別の棕櫚繊維(タイシ)から本物の鬼毛(本鬼毛・タチケ=本鬼毛箒の原料繊維)を抜き取った後に残る細く柔らかい棕櫚繊維(二番毛) とよばれるもので、地元の方によると、昔はこの二番毛を地元の棕櫚関連業者が買い取り、棕櫚タワシや棕櫚紐を作っていたそうです。上質な柔らかい棕櫚タワシや、丈夫で切れにくく美しい棕櫚紐が出来たそうです。 

【仕様変更のお知らせ(再)】2021年末頃から「棕櫚のタンブラーブラシ」「棕櫚のはたき「棕櫚皮荒神箒1玉」の作りを見直し、より丈夫な構造に変更し、真鍮釘を1本も使わない仕様にしました。この仕様変更は主に内部構造の見直しで、真鍮釘がない事以外は、見た目は従来品とまったく同じで変わりません。今後ともよろしくお願いします。