製作風景-【棕櫚箒】寺社・護摩壇・祭壇用小箒
製作風景-【棕櫚箒】寺社・護摩壇・祭壇用小箒

皮3玉達磨型箒・特上/護摩壇・祭壇用小箒」の製作。「達磨型」とは、ずんぐりした形で柄が短い荒神箒・小箒の総称で、箒全体の形がダルマさんに似ているので「達磨(ダルマ)」の名前でよばれるようになったそうです。「達磨型」は柄を持つのではなく、箒を包み込むようにして持ちます。

製作風景-【棕櫚箒】寺社・護摩壇・祭壇用小箒
製作風景-【棕櫚箒】寺社・護摩壇・祭壇用小箒

糸綴じには長針2本を使います。糸綴じは、釘や鋲を使わずに丈夫に仕上げたい時や、箒穂先が広がらないようにするために昔からある方法です。

この小箒は寺社で使われることが多いので「寺社・護摩壇・祭壇用」としていますが、ご家庭用としてもご使用いただけます。穂先は通常品よりも皮の層が厚く、サイズもやや大きめで重量感があります。