製作風景-【棕櫚箒】鬼毛(タイシ)3玉共柄
製作風景-【棕櫚箒】鬼毛(タイシ)3玉共柄

今日は番外編(?)。定番の棕櫚箒製作風景ではなく、自分用の棕櫚箒作りの様子です。棕櫚皮箒作りの最中に、作業台周辺の棕櫚粉を掃く小箒が手元になくて不便だったので、急遽、作業台に座ったまま手の届く範囲にある材料で荒神箒を作りました。

製作風景-【棕櫚箒】鬼毛(タイシ)3玉共柄
製作風景-【棕櫚箒】鬼毛(タイシ)3玉共柄

原料は、短い繊維が混入しすぎていたので箒に使わずによけていた棕櫚繊維「鬼毛(タイシ)」と、玉(束)作りの際に切れてしまった短くて使えない麻糸を再利用。そういえば師匠も時々、必要に迫られて自分用の箒を作っていたのを思い出しました。

製作風景-【棕櫚箒】鬼毛(タイシ)3玉共柄
製作風景-【棕櫚箒】鬼毛(タイシ)3玉共柄

麻糸巻の小振りの鬼毛(タイシ)荒神箒3玉共柄が出来ました。これまで棕櫚繊維を使った荒神箒・小箒の定番商品は本鬼毛製の銅線巻のみで、麻糸巻は特注として承るだけでしたので、麻糸巻の荒神箒(しかも鬼毛=タイシが原料)の画像をご紹介するのははじめてかもしれません。

製作風景-【棕櫚箒】鬼毛(タイシ)3玉共柄
製作風景-【棕櫚箒】鬼毛(タイシ)3玉共柄