棕櫚皮荒神箒をお茶摘みで使う
棕櫚皮荒神箒をお茶摘みで使う

今日は製作風景ではなく、小さな棕櫚皮3玉荒神箒を使う様子をご紹介します。日常ちょっとした時に「今、ホウキが欲しい」と思う事があり、家の中の手に取れる所にいつも何本か棕櫚箒を置いています。特に荒神箒・小箒は形やサイズが様々あり、決まった使い方というものがなく用途も自由なので、様々なシーンで活躍しています。画像の箒も、もう5年以上愛用しています。

棕櫚皮荒神箒をお茶摘みで使う
棕櫚皮荒神箒をお茶摘みで使う

今日は例年のお茶摘みを終え、煎る前の茶葉に混入した異物を取り除く作業で荒神箒を使いました。茶葉を丁寧に手で摘んでもどうしても混ざってしまう、近くの木の花びらやこまかい枝葉や塵のような異物も、こういった小さな棕櫚箒があると楽に綺麗に集められます。手で払ったり息で吹き飛ばすよりも効率が良く早く綺麗に作業できます。

当地域では「日常飲むお茶は自家製」という家庭が多く、各家や畑の周りにお茶の木がたくさん植えられています。私たちの借家にもお茶の木があり、移住してすぐに大家さんや地域の方々にお茶作りを教えていただきましたので、毎年この時期にお茶摘みをして自家製茶を作るのが楽しみのひとつになっています。(→お茶作りの様子は西尾建築設計室のブログ「お茶摘み2018」