棕櫚束子作りを復習
棕櫚束子作りを復習

先日お誘いをいただいたので、紀美野町志賀野にある築100年の古民家・志賀野ベースで開催された「たわし巻きワークショップ」に参加しました。主催は海南海草地方広域観光協議会さん。海南市にある大正11年創業・中西富一工房さんのプロの束子職人が特別講師となり、紀美野町の方々に棕櫚たわし作りを直接教えてくださるという貴重な機会でした。中西富一工房さんは、以前に私の工房の毛捌き機とその使い方(棕櫚皮を棕櫚繊維にほぐす方法)を見に来られた事があり面識はありましたが、中西さんの束子作りを見るのははじめて。

夏休みという事もあり、たくさんの子ども達と幅広い年齢層の地元の方々が参加していました。子ども達も一生懸命、丁寧にたわし作りに挑戦。ワークショップという場で、特に小さな子ども達にどのように教えるのかも個人的に興味がありました。私のたわし作りは独学ですので、プロの職人さんが巻く姿を間近で見て、色々と教えていただき大変勉強になりました。

中西富一工房さんは今年4月に純国産の「紀州産棕櫚皮のたわし」を復刻されたとのこと。これで現時点で地元・和歌山県産の棕櫚を原料にしたタワシ作りをしておられるのは、同じく海南市の高田耕造商店さん(株式会社コーゾー)中西富一工房さんの2社に増えた事に。地元の棕櫚を使った製品が作れるのは羨ましく、素晴らしい取り組みだと思っています。(いま採れる地元産の棕櫚は棕櫚箒の原料には向いておらず、私は残念ながら箒作りに生かすことが出来ません。もし箒の原料にできる地元産の棕櫚が入手できれば、もちろん絶対に使います。)

帰宅後、復習のために数個たわしを作りました。