引き続き、【棕櫚箒】本鬼毛9玉長柄箒作り。本鬼毛長柄箒の仕上げ工程のひとつ、本鬼毛製の仕上げブラシを使って「箒を磨く」工程。 穂先を水で濡らし、画像左上の熊手で梳いて繊維を整え、穂先を切り揃えたら、仕上げブラシで箒を撫で…
月: 7月 2017
昔の棕櫚箒(江戸時代)9-「武家煤払の図」/19世紀/喜多川歌麿 画
江戸時代の棕櫚箒をご紹介します。先日は江戸時代(19世紀)の喜多川歌麿画「武家煤払の図」5枚1組のうちの3枚目に描かれた棕櫚箒をご紹介しましたが、今日は、同じ絵の5枚1組のうちの5枚目に描かれた棕櫚箒です。 大掃除中の女…
棕櫚箒-本鬼毛9玉長柄箒の玉作りと鬼毛の選別
引き続き、【棕櫚箒】本鬼毛9玉長柄箒作り。鬼毛(本鬼毛・タチケ)の選別と玉(束)作りを交互にしていきます。 日中の室温30度を超える日が多くなってきました。棕櫚箒の製作現場では棕櫚の微細な粉塵が多量に舞うため(棕櫚粉はシ…
棕櫚箒-本鬼毛9玉長柄箒の玉に足巻きをする
引き続き、【棕櫚箒】本鬼毛9玉長柄箒作り。玉(束)作りと鬼毛(本鬼毛・タチケ)の選別工程。 「足巻き(あしまき)」という部分を作るために、クジリ(千枚通し)を使って玉表層の鬼毛を1~2本ずつすくっていきます。 足巻きの良…
棕櫚箒-本鬼毛9玉長柄箒の玉作りと鬼毛の選別
引き続き、【棕櫚箒】本鬼毛9玉長柄箒作り。あらかじめ毛ごしらえした未選別の棕櫚繊維(タイシ)の中から、本物の鬼毛(本鬼毛・タチケ)を1本ずつ抜き集め、長さや質ごとに分類しながら揃えていきます。鬼毛がある程度の量になったら…
棕櫚箒-本鬼毛9玉長柄箒の玉作りと鬼毛の選別
引き続き、【棕櫚箒】本鬼毛9玉長柄箒を作ります。昨日、棕櫚繊維の中から選別して揃えた鬼毛(本鬼毛・タチケ)を使って、パーツとなる玉(束)を作ります。玉作りと交互に、鬼毛(本鬼毛・タチケ)の選別をします。
棕櫚箒-棕櫚鬼毛の選別
午前中は棕櫚原料を保管している倉庫へ。今後必要な棕櫚皮と藁を補充。 工房に戻り、引き続き、本鬼毛箒の原料となる鬼毛(本鬼毛・タチケ)の選別。
昔の棕櫚箒(江戸時代)8-「武家煤払の図」/19世紀/喜多川歌麿 画
江戸時代の棕櫚箒をご紹介します。先日ご紹介した楊洲周延画「千代田之大奥(千代田の大奥)」の「御煤掃」(明治28年=1895年)と同じく、年末の大掃除「煤払い」を題材にした絵です。 江戸時代(19世紀)の喜多川歌麿画「武家…
棕櫚箒-本鬼毛9玉長柄箒の玉作りと鬼毛の選別
引き続き、本鬼毛箒の原料となる鬼毛(本鬼毛・タチケ)の選別をしながら、【棕櫚箒】本鬼毛9玉長柄箒を作ります。 9玉長柄箒なので、6つの小さい束「小玉(しょうだま)」と、両端の大きい2束「耳玉(みみだま)」と、中央の柄を付…
棕櫚箒-本鬼毛9玉長柄箒を合わせる
引き続き【棕櫚箒】本鬼毛9玉長柄箒のパーツ・玉(束)を、完成品の箒の形に組み立てる「箒を合わせる」工程。 あらかじめ黒竹柄に開けておいた穴に叩き込んだコウガイ(竹串)に、順番に玉を通してきつく縛って固定していきます。 「…
棕櫚箒-本鬼毛9玉長柄箒の玉作りと鬼毛の選別
引き続き、【棕櫚箒】本鬼毛9玉長柄箒の玉(束)作りと、本鬼毛箒の原料となる鬼毛(本鬼毛・タチケ)の選別。 窓を全開で仕事をしているので、季節がら工房内にアブやハチが侵入してくることが多くなりました。一度作業場に座ってしま…
棕櫚箒-棕櫚繊維の毛ごしらえ
和歌山のこちらの地域は台風は幸い何事もなく過ぎました。山陰地方や九州は大雨とのこと、案じています。まだ時折激しい雨が降っていますが、明日の和歌山は久々に晴れ間も出るという天気予報を見て、急遽、棕櫚繊維(タイシ)の下準備「…