棕櫚皮7玉長柄箒の仕上げ工程。画像は余分なコウガイ（竹串）を枝切り鋏でカットしているところです。
今回は少し思うところがあり、通常とは作業工程の順番を変えて製作しました。受け継いだ伝統製法を続けることにはこだわりがあるのですが、その中で「もっと良くなるのではないか」と思うことは試します。もちろん、手抜きをしたいからとか、結果として箒の品質が落ちてしまうことは絶対にダメですが、常に「もっと良くならないか」や、どこか一か所縛るにしてもその意味や必要性等を考えながら作るということは師匠から学びました。
この後、棕櫚皮7玉長柄箒の仕上げ乾燥をしながら棕櫚皮を選別しました。