ホームページのメンテナンス

【お詫び】1月14日からホームページ(http://shurohouki.jp)のメンテナンス作業をしており、閲覧していただけない状態が続いています。 12月末にリニューアルしてすぐのタイミングで申し訳ないのですが、より…

足巻き

足巻き

「足巻き(あしまき)」とよんでいる部分。棕櫚箒を形作るそれぞれの小さな玉(束)からは、「足巻き」とよぶ、銅線を短い間隔で規則正しく巻いた部分が伸び、持ち手の柄(え)に固定されます。「足巻きをする(銅線を等間隔に硬く巻き締…

熊手をかける

熊手をかける

本鬼毛箒の仕上げ段階。「熊手(くまで)をかける」工程。右手に持っているのが「熊手」。穂先を水で濡らし、熊手を使って穂先繊維を整えます。熊手は昔から使われている棕櫚箒作りに必須の道具で、サイズは大中小あり、10年近く前に町…

コウガイを通す

コウガイを通す

昨日削ったコウガイ(太い竹串)を、黒竹柄を付けた棕櫚の玉(束)に通します。持ち手(柄)は、コウガイを通す部分にあらかじめ穴をあけておき、その上に棕櫚を巻きます。棕櫚を巻くと穴は見えなくなりますが、穴の位置は分かっているの…

棕櫚箒のコウガイを削る

棕櫚箒のコウガイを削る

棕櫚箒のコウガイを削る作業。コウガイは、規定の長さに切った竹をナタで割り、小刀で削り、火であぶって油抜きした太い竹串。完成品の棕櫚箒になるとどこに使われているか見えなくなってしまうのですが、長柄箒や手箒に使われています。…

鬼毛の毛ごしらえ

鬼毛の毛ごしらえ

今日は十日戎(とおかえびす)なので町内の神社で福笹(吉兆/きっきょう)をいただきました。 弟子の頃に毎年師匠とお参りした思い出がよみがえり1月10日は初心に返ります。 その後、本鬼毛の選別作業と毛ごしらえ。 仕入れたまま…

棕櫚の木の撞木(しゅもく)

棕櫚の木の撞木(しゅもく)

棕櫚で出来ている物をご紹介します。お寺の鐘突き棒「撞木(しゅもく)」。撞木に使われる木は色々あると思いますが、皮を剥いた棕櫚の木の幹が使われていることも多いです。その理由をたずねたら「棕櫚の木の幹は真っ直ぐな繊維が集まっ…

足巻き-本鬼毛箒の玉作り

足巻き-本鬼毛箒の玉作り

11玉本鬼毛長柄箒の小玉(しょうだま)。「足巻き(あしまき)」という部分。1本1本バラバラの本鬼毛に銅線を連続して硬く巻くことで、パーツとしての強度が格段に増します。各玉(束)と持ち手の柄(え)をガッチリ固定するための要…

棕櫚箒のコウガイ用の竹を切り出す

棕櫚箒のコウガイ用の竹を切り出す

毎年冬になると山から竹を数本切り出します。今日は3年前から近所のお堂の敷地内で大きく成長していた竹を切らせてもらいました。切り出した竹は根元に近い部分だけを1~2年乾燥させ、棕櫚箒の持ち手の柄に通すコウガイ(太い竹串)作…

本鬼毛長柄箒の玉作り

本鬼毛長柄箒の玉作り

11玉の本鬼毛長柄箒の小玉(しょうだま)製作途中。「玉」とは「束」のことで、「11玉長柄箒」は写真の小さな1玉の棕櫚箒が8つ、左右両端に1玉ずつ計2玉の大きな棕櫚箒(耳玉/みみだま)と、中央に持ち手の柄(え)が付いた大き…